4週連続で、”STAR WARS”エピソード7/フォースの覚醒を観ました。長く映画を観て来ましたが、同じ作品を何度も観るのは稀。過去には“いちご白書”“ブラザー・サン・シスター・ムーン”“おもいでの夏”などほんのわずか・・・。これらはみな続けて観に行ったものたち。気持が抑えられず、その作品にのめり込んで観てしまいました。大好きな作品ばかり。
さて、38年の歴史を引っさげ、公開されたシリーズ最新作“エピソード7/フォースの覚醒”はもう観られましたか?SF作品の金字塔とも言える作品は、期待を裏切ること無く見事な出来映え。最近ありがちな技術(CG)に溺れた、安易な作品とは違い本当にファンを唸らせる素晴らしい作品になりました。原作・脚本はもとより、計算された緻密なモデルと背景の融合、そして映像美の臨場感などあげたら切りがありません。新たなキャラたちもみな魅力的だし、言うことなし!!深くその魅力を探るべく4週続けて観てしまいました。今回の制作にはジョージ・ルーカスが参加していませんが、やはり彼が築き上げた世界観はしっかりと継承されさらにグレードアップしています。きっと制作に関わったすべての人が、“STAR WARS”が大好きなのだと思います。そしてリスペクトしていて、絶対変な作品にはしないと全力で創り上げたにちがいありません。そんなものが作品から滲み出ています。何度観ても凄いのと、見る度に新たな発見があり本当にエンターテイメントの名にふさわしい作品です。何気ないつなぎのシーンひとつとっても、しっかりと演出がされ細かい配慮に感動しているわたし。主人公たちの動きに合わせ動くカメラワークでも、背景の創り込みが半端無く緻密。本当に素晴らしい。わたしが特に引かれたのは、R2-D2に替わり今回大活躍の新型ドロイドBB-8。その動きたるやまるで人間そのもの。見た目はロボットそのものだし、声だって機会音。でも、その動きたるや喜怒哀楽を見事に表現し抱きしめたくなります。日本でも一時ロボット犬がはやりましたが、そんなレベルの動きではありません。現実にもしあればきっと大ヒット商品になるはず。アカデミー賞なみの演技です。ミレニアム・ファルコン号をはじめ、宇宙船の緻密なモデリングにもたまらなく引かれます。また、飛ぶようにフィギヤが売れるのでしょうね・・・きっと。