2015.Dec.22
とうとうこの日がやって来ました。どれだけ待ち望んでいたことか?こんな思いをしている人は世界中にいるはず・・・。ジョン・ウィリアムズのテーマ曲が流れた瞬間に、私たちは“STAR WARS”の世界へとワープ。こんな映画が今までにあっただろうか?おかえりハン・ソロそして、チューバッカ!!会いたかったです。1977年エピソード4公開から38年の月日を超え、復活したハン・ソロの第一声
「チューイ、我が家だ!」の言葉が感動です。なんて表現をしたらいいのか解らないほどの、高揚感がスターウォーズシリーズにはありワクワクしてしまうのは何故でしょう?
すでに映画の枠を飛び出し、生活の一部と化しているのではないだろうか?見終わった後に、もう次回作に気持が飛んでいる。こんな気持にさせる映画はそうそうない。
さて、感想です。やはり王道をゆく作品だけあり、大満足。ルーカス監督が抜けチョッと心配はありましたが、作品のテーマ(軸)がぶれていないためいらぬ心配と相成りました。新らしいキャラたちも魅力的だし、懐かしいキャラたちも年輪を感じさせながらも存在感があり、これからの展開に目が離せません。いきなり種明かし状態ではじまった、新キャラカイロ・レンとハン・ソロの関係は意外(もしや)でしたが、続く作品でどうしてそうなったかがきっと証されていくのだろう。その辺りはとても興味深いところ・・・。ハン・ソロを演じたハリソン・フォードは年はとりましたが、やっぱりカッコいいですね。レイア姫のキャリー・フィッシャーも、いちだんと女の強さに磨きがかかり時の重みを感じさせてくれます。ルークのマーク・ハミルはこれからの感じですが、フォースの伝道者としてヨーダの役割をするものと期待に胸が膨らむばかり。いずれにしても旧キャラたちにも目が離せません。
今回の主人公は初となる女性キャラ「レイ」。演じたのはデイジー・リドリー。そしてもうひとり彼女を支える「フィン」を演じるジョン・ポイエガ。2人ともみずみずしい演技で、あっという間に私たちのこころに飛び込んできました。若くて熱い感情が迸り、まるで自分たちの思いを変わりに表現してくれているかのよう。
また、映像技術の発達はここでも見事に答え臨場感たるやまるでその中にいるような錯覚を覚えます。旧作を遥かに凌ぐその表現には拍手です。舞台美術や衣装、メークどれをとっても言うことなし。大きさの違いを実に上手く使った演出も、迫力ある映像を表現し最高。ミレニアム・ファルコン号はハン・ソロ同様、やっぱりカッコいい。っいうかすべてのプロダクトデザインが魅力的でこれがオタクたちにはたまらないのだと思います。
実物大の模型を作り、撮影を重ねていることを想像するだけでも何かワクワクしてしまいます。おとこの子はみんなそうだと思います。Xウイングの操縦席に一度は座ってみたいナンッて・・・。
筋は自分で観て確かめてください。きっと納得の一本だと思います。今回は主人公が女性になったことで、きっと女性ファンも広がること間違いなし。カップルで見るも良し、親子で世代を超えて見るも良し、もちろん夫婦でだって行けちゃいます。みんなで鑑賞し多いに語り合いましょう。あれっ!!なんか宣伝担当にいつの間にかなっちゃってます。(???)また、ひとり熱くなってしまいました。さあ、みなさん今からでも劇場に足を運びましょう。