2015.Oct.09
本日公開のMARVEL作品“FANTASTIC-④”を鑑賞。ファンタスティク・フォーと言えば、ジェシカ・アルバ。大好きな女優さんのひとりだが、今回公開の“FANTASTIC-④”は完全リニューアル。ちょっと寂しいが、これも時の流れ。ジェシカ・アルバには、また別の機会に会いたいと思います。
さて、今回の作品は2005年に公開された同シリーズのリニューアル作品で、メンバーも総入れ替え。実験の最中に宇宙船を浴びた4人の若者が超能力を身につけてしまい、その力を結集させて悪と闘うというもの。MARVEL作品お馴染みのヒーローものである。ただ他のヒーローものと違うのが4人が力を合わせ闘うという展開。XーMENやアベンジャーズと似てはいるが、ここのキャラはさほど派手ではなくユニットとして力をあわせる、日本で言うなら戦隊ものである。原作コミックも大分先に進んでいるようで、中心的人物リードと4名中の紅一点スーザンはすでに結ばれ、子ども授かっているとのことである。もちろん子どもたちも超能力をもって・・・。
今回は超能力ユニット誕生までの紹介物語。映像はいつものようにCG使ったまさにファンタスティックな造りになっている。ただ最近のSFアクション作品は、映像に関しては高レベルなのでさほど驚きもなく、何かどっかで観たような感じばかりが残ってしまいました。作り手側のセンスと創造力が、これからは問われる映像技術時代に入った感がある。主人公Mr.ファンタスティックことリードを演じたのが、昨年“セッション”での演技で世界に名をはせ数々の賞を手にした若手俳優のひとりマイルズ・テラー。もちろんその年のアカデミー賞にもノミネートされている。わたしも作品を観たが、魂のこもった見事な熱演でした。イケメンではないと思うが、優しい眼差しが印象に残る俳優さんだ。ほかのメンバーも特に個性があるといった感じではないが、だからユニットという作品に会っているのかも知れない。あまり個性が強すぎると、互いをつぶし合ってしまう訳でそれなら単品でということなのだろう。そう考えるとアベンジャーズはあえてそこを売りにした、超贅沢映画かも知れない。
はじめにいった前ファンタスティク・フォーは、わたしの中ではジェシカ・アルバがすべての作品となっている。お披露目的今回の作品が、次回どんな化け方をするのかが楽しみである。