2015.May.25
予告編を観てから、公開をず〜ッと待っていた映画“メイズ・ランナー”を鑑賞。巨大なコンクリートの壁に囲まれた、とある世界。そこにはなんでそこにいるのかさえ解らない少年たちが・・・。そしてその閉ざされた壁の向こう側にある出口を探し、毎日限られた時間だけ開くその迷路にむかう選ばれしランナー。彼らはここから脱出することが出来るのでしょうか?というストーリー展開ではじまるこの物語。原作は出版と同時の瞬く間に160万部を売り上げたと聞きます。この物語は何もかもが謎で、登場する若者たちがどこのだれで、何処から来たのか何ひとつ解らない。そして定期的にその世界に送られてくる若者。そうしていつしか彼らは共存し役割をきめ、その世界でかすかな希望を胸に暮らしていく。ある日そこにいつものように送られたひとりの若者トーマス。彼がそこに表われてから、ストーリーは急展開をし、止まった時が動き始める。
どうでしょうか、これだけ聞いても何だかワクワク・ドキドキしませんか?映画は全く先の読めない展開で、まるでパズルを解いていくかのように進んで行き、いったいどうなっちゃうの・・・。という感じでラストまで行く。何とか迷路を抜け脱出に成功するにはするのだが・・・???あとは次回と終わってしまう。
この映画が3部構成で作られ、最後に本当のことが解るとういう構成になっているらしい。最近では“バイオ・ハザード”などはこの部類で、終わりなき物語の代表作。いつかは終わるのでしょうが、作り手側の胸三寸といったところ・・・。あまり長いと、少々疲れてくるので落しどころはきちっとして欲しいと思うわたし。ただこの連続ものというのは、困ったことに一度観てしまうとあとには引けなくなるところが厄介。これはまさに、制作者の思うつぼ。途中でもうヤ〜メタ!!ってな具合でストップできるといいのですが、なかなかそうはいきません。“メイズ・ランナー”は3部作と謳っているので、まだ良心的かも。いずれにしても、あまり先延ばしにせず早めに公開してくれることを望みます。この作品ですが、そんな訳でまだ何も言えません。感想はぜ〜んぶ終わってからということにしましょう。登場人物はみな個性豊かで、これらが楽しみといった若者たちでいっぱい。きっとこの中から、未来のスタ−が誕生するのかも知れません。こうご期待としましょう。
P.S. TVドラマでも良かったような気がするのは、わたしだけでしょうか?“ダーク・エンジェル”や“LOST"と同じ匂いがします。