2015.Jan.09
みなさまごきげんよう。さて、2015年が明け、新しいスタートを切ったわたしたち。昨年は60歳の還暦を迎え、晴れてシニア入り。還暦祝いを随分して頂きましたが、あまり嬉しくもなくまたピンと来ませんでした。ただ嬉しかったことと言えば、大好きな映画が1,100円でいつでも観られるようになったこと。おかげさまで近年になく沢山の映画を鑑賞することが出来ました。映画はやはり劇場で観るがモットーなわたし。若い頃にはとうていお及びませんが、計46本の作品を鑑賞いたしました。週1ペースで観たことになります。よく頑張りました、“パチッパチッ拍手喝采!!”です。
そこで、昨年観た映画のBEST3をワガママに選んでみました。異論もあるでしょうが、そこは穏便に・・・。一映画ファンの自己満足ですので・・・。好きな作品が多くてすごく迷ったのですが栄えある第1位は・・・。パンパカッパーーーン!!“チョコレート・ドーナツ”これはダントツの1位です。第2位はダァダァダァダダダダッ、“FURY"です。以下3位は候補が多く、絞れませんでしたのでまとめます。
よもやまシネマ2014年度「最優秀作品賞」
第1位“チョコレート・ドーナツ” 絶対にお薦めの社会派ドラマ。
第2位“FURY" 戦争をテーマにしたヒューマンドラマ。
第3位はみんなそれぞれにジャンルを超え素晴らしい作品ばかりで選べませんでした。・・・。
第3位“インサイド・ディヴィス・ルーイウィン”アコースティックギターの音色がハートに染み込みます。
“天才スピヴット”“アメリ”を超えた想像と映像美、そしてナミダナミダ。
“ジャージー・ボーイズ”古き良き時代の光と影に乾杯(完敗)です。
“インター・ステラー”SF映画の歴史に名を刻む名作の誕生。そして、
“あなたを抱きしめる日まで”「母の愛は空よりも高く、海よりも深い」ということをあらためてしることが出来るデンチ最高の演技作。
ここに上げた作品は、観て損はないと確信しております。
P.S. おまけですが、邦画の良かった作品をひとつ。中島哲也監督作品
“渇き”を選びました。好きな映画かと言えば、正直あまり好みとは言えない作品です。ただ、インパクトがあり心に残ったのも事実。理解不能な人間のこころの闇みたいなものが出ていて、いろいろ考えさせられました。役所広司さんの汚れっぷりが凄いのと、新人女優・小松菜奈のアイスドール的演技に恐怖すら覚えました。好きな作品は“小さいおうち”で“かぐや姫の物語”では手書きの古典的手法に感動し、地井武男さんのセリフに涙、“思い出のマーニー”では気持いいくらい泣かせてもらいました。素晴らしい映画作品に感謝、感謝の一年でした。
Shoji UEKUSA