よもやまシネマ-175 インターステラー
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2014. Nov. 25

22日から公開された、クリストファー・ノーラン監督作品“インターステラー”を鑑賞。“ダークナイト”シリーズの大ファンのわたしは、公開前からこの日を待ち続けて来ました。そしてこの映画に主演した2人がどんな演技をみせてくれるのかも・・・。
今回のテーマは「地球の未来と人類の選択」。近年、世界中で起こる自然現象の脅威。この映画はきっとそのことをしっかりと受け止め、これからの地球の未来と人類の未来を真剣に考えてみようと提案しているのではないでしょうか?もちろん感じているひとは多いはず・・・。さて、お話は近未来。病んで行く地球に、なす術無く打ちのめされる人々。その中、秘密裏に動くチーム(NASA)の宇宙移民計画。地球以外で人類が暮らせる惑星を探すという、いまでは現実味を帯びたストーリー。間違いなくその日はやって来るのでしょう。と言う意味では学習の意味合いも大きいかと・・・。ただ、そこはSF作品のもつ緊張感を最大限に引き出し、これでもかこれでもかと事態が急変し
物語は進みます。そこには人間が持つ、心の中にあるやっかいな性や欲望、裏切りなどが顔をだし人間の本質に近づいていきSFからヒューマンドラマへと。ここまではよくある展開ではありますが、後半からはギャがチェンジされ予想もつかない展開に。親子の絆がキーワードとなり、宇宙から異次元へと???。
この映画長い作品でしたが、ノーラン監督の脚本(弟ジョナサン共同執筆)と、拘りぬいた演出や変わらない高い映像技術により、物語にぐいぐい引っ張り込まれます。あともうひとつ引かれるのは、未知の力の存在という新しい切り口。うまく説明は出来ませんが、ここがポイントであることは間違いありません。これぞ不可解なSFの醍醐味??流石ノーラン監督。是非ご自身で確かめてみてください。理屈では説明できない見えない力があるからこそ、人類は進歩を続けているのかも知れません。その力とは???ここは理解より感性に身を委ねましょう。
俳優さんたちの話もすこし触れたいと思います。主人公クーパーを演じたのは、マシュー・マコノヒー。昨年アカデミー賞主演男優賞を受賞した“ダラス・バイヤーズ・クラブ”は記憶に新しい。あの演技は鬼気迫る圧巻のもの、役づくり超減量をし撮影に臨んだ役者魂は観れば納得。今回の映画は一見平凡だが、繊細なハートと緻密な行動力を合わせもつ人物。素晴らしい演技には、流石のひとこと。対ヒロイン・アメリアを演じたアン・ハサウェイ。こちらもいるだけで見とれてしまう女優さんですが、しっかりと存在感を出しております。あと、忘れてならないのが主人公の娘マーフィー(マーフ)の存在。幼年期を演じたマッケンジー・フォイは、アメリカでもその演技力は高く評価されているらしいです。可愛いと言うより美人。大人の顔をしていてこれからどのような進化をみせてくれるやら・・・。成年期を演じたジェシカ・チャステインは“ゼロ・ダーク・サーティ”以来のお目通りでしたが、こちらも言うことなしの演技。そして最後ですが、老年期を演じたエレン・バーステイン。実はその時は解らず、あとで知ることに・・・。短い出演でしたが、最後の別れシーンはしっかりと胸に焼き付きました。時を越えて帰還した息子と死の時を迎える親子の会話。年来が逆転しての再会で「親より先に逝くほど、親不孝はない」「お父さんにまだすることがある・・・」には、涙涙でした。本当に流石です。大好きな女優さんです。御年81歳と聞きましたが、まだまだ頑張ってほしい俳優さんです。
P.S. 脇を固めたキャストがまたすごい。マイケル・ケイン、マット・デイモン、ジョン・リスゴーと、実に豪華です。
脇と言えば、人工知能ロボットTARSは最高。一見ダサイのですが、理にかなった動きとその存在感はアカデミー賞ものです。ユーモアのセンスも備え、クーパーにとっていなくてはならない存在の友。「一家に一台」ほしいな〜ってか・・・。
ついでに氷の惑星(第2の候補)のシーンの話ですが、撮影はアイスランドの氷河で行われアン・ハサウェイが停滞温症になるなど、それは大変な撮影だったようです。そのかいあって、素晴らしいリアリティが表現されています。この作品、SF映画の名作となるかも・・・。
Shoji UEKUSA
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by eddy-web | 2014-11-27 00:00 | よもやまCINEMA(映画の話) | Comments(0)
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