

2014. July. 10
日本原作、トム・クルーズ主演の話題作“オール・ユー・ニード・イズ・キル”を鑑賞。この原作は桜坂洋の同名小説。映画公開前に「DEATH NOTE」の小畑健により漫画化され各方面から注目されている作品である。日本のサブカルチャーに対する評価は、いまや世界級。この原作をもとに、監督は“ボーン・アイデンティティー”のダグ・ライマン、主演がトム・クルーズとなれば期待しない方が嘘。近未来に起こる地球外生物との戦いを描いたSF作品である。長いタイトルでチケットを買う時、恥ずかしながらちょっと焦ってしまいました。感想ですが、戦いの中何度も死んでその度に甦り強くなってゆく主人公ケイン、という設定のユニークな発想が面白い。訳は映画を観て自分で確かめましょう。SF映画はやはりハリウッド。最近は毎月のように新しい作品が上陸するが・・・。CG技術や音響効果、アクションや演出などまず失敗がないのが凄いと思う。単純明快に見る側を楽しませてくれる。どうやって撮影し創っているのだろうなんて、思う暇さえない技術の進歩にただただ身をまかせ浸るのみ。それにしても日本の作品が原作になりハリウッドで創られるなんて、ちょっと日本人として嬉しい限りです。トムさまは最近SFやアクション作品が多いような気がします。最後にお目にかかった作品は確か“オブリビオン”。あれもしゃれた演出のSFでした。あたり役のミッション・イン・ポッシブルのイーサン役はもう彼以外には考えられませんね。デビューはちょい役ですが、あの“エンドレス・ラブ”。ダイアナ・ロスとライオネル・リッチーが唱って世界的ヒットを生みました。懐かしいですね。個人的には“レインマン”や“7月4日に生まれて”そして“ラスト・サムライ”などが好きなので少しヒューマンでシリアスな演技も見せて欲しいと願っています。もうひとりの主人公女闘志リタを演じたエミリー・ブラントは真の強さを見事に出しわたしのこころを掴んでしまいました。闘う女は何でカッコいいのでしょうか?最近だと言うに及ばずアンジェリーナ・ジョリーが一番で、次ぎがスカーレット・ヨハンソンかな。エミリー・ブラントが今回みたいな役を演じているのは初めてみます。エッこんな女優さんだっけ!!という印象を受けました。“プラダを着た悪魔”で評価を受け名を知られるようになりましたが、お化粧をするとまるで別人。“ルーパー”にもでていましたね。またまた個人的な戯言ですが、今回みたいな役どんどんやって欲しいです。化粧した彼女より、ままの彼女が魅力的です。勝ってを申しましてスミマセン。
Shoji UEKUSA