

2014. Jun. 02
久方ぶりの娯楽作品を満喫。最新作“X-MEN フーチャー&パスト”を鑑賞。最近はTVとのタイアップらしく、シリーズ新作映画が公開される前に必ずと言っていいくらい前作をTVで放映する。先週“ファースト・ジェネレーション”が放映され予備知識は万全。わたしは映画館で観ていますが、おさらいの意味でもとてもありがたい。新作への流れが自然と生まれスムーズに内容へと繋がる。TVにとっても映画にとっても、そしてもちろん観る側にとってもプラス・・・。
さて、最新作だが、相変わらず観客を楽しませてくれる。今回は変身能力を持つレイブンことミスティークが、物語を引っ張るかたちで進んで行く。時間を超えての話(タイムトラベル)は他の作品でもよく描かれる題材ではあるが、X-MENならではの展開はやはり面白い。新キャラも加わり沢山のミュータントが登場し、散漫になりがちなところをメインキャラをある程度絞っての演出。過去と現在で繰り広げられるキャラの確執を巧みに繋ぎ、最後の瞬間までドキドキさせる。新キャラの中に、昨年鑑賞しすごく良かった「最強のふたり」に主演したオマール・シーが出ていたのにはビックリ!!全然イメージが違い、はじめは解りませんでした。ウルヴァリンは今回やや控えめなので、ファンは物足りなさを感じるかも・・・。それでも重要な役割を担っているので次回に期待をしましょう。新キャラを含めとても面白い能力のバトルは見応えがあり、過去のエリック(マグニートー)はやはり最後までくせ者ぶりを発揮し、多いに楽しませてくれます。空中に両手をひろげ浮遊する姿は本当に絵になります。磁力能力でスタジアムをまるごと引きちぎり、空中に浮かせホワイトハウスに運ぶシーンは圧巻そのもの。今回個人的にわたしが好きなシーンは、過去の世界で活躍するクイック・シルバーの超スピードで動くアクションシーンをスローモーで表現したところ。カッコイイのと同時に笑いを誘い、殺伐とする乾いた戦いのシーンに“一杯の水”を提供してくれる。MARVEL作品は、これからもわたしたちお多いに楽しませてくれそうだ。エンドロール後、オマケ的シーンはまた何かを予感させるものでした。終わったばかりで申し訳ありませんが、はやく観たいですね次を・・・。
P.S. パンフのデザインが両面使いでカッコいいため、大サービスで2つとも載せました。
UEKUSA Shoji