2013.Jun.24
西暦3071年。とてつもなく先の地球が、この映画の舞台になる。未来の地球に挑むのは、ハリウッドでいま、最も売れっ子と言っても過言でないウィル・スミス、そして息子のジェイデン。「幸せのちから」で共演した2人は、7年の歳月を経て再びこの作品で相対する。
物語は親子の“絆”の再生と息子の“成長”が柱になっている。テーマ“絆”はよくある話だが、舞台がはるか未来、人類が捨てた地球”という設定はそそられる。ウィル・スミス自身が原案を作りプロデュースしたこの作品は、見終わると実生活の親子の関係が浮かび上がり、父からのメッセージが強く感じとれる。息子を男(人間)として、独り立ちさせるための試練がこの作品である。作品内容もそうだが、きっと実生活の部分も重なっているに違いない。その課題に見事応えたジェイデン。映画「ベスト・キッド」で魅せた身体能力の高さ、プラス繊細な演技をしっかり見せてくれる。じっと見守るウィルの、ひたすら静に徹し押さえた役づくりもまた印象的である。時にぶつかりあう二人。感情をあらわにする様はリアルで、演じているだけではない真実の葛藤がそこにはあるようだ。創造を超えた未来の地球に2人だけ生き残り、生存のために使命を託された息子の戦いがはじまる。それは物語の中でも言っているが、自身(恐怖)との戦い。この作品、スミス親子だから出来た演出のSF映画かも・・・。
P.S. ジェイデン演じるキタイという名は“期待”からきているそうです。お姉さんのセンシは“戦士”???解りません○▲□。
ここのところSF映画が立て続けに公開され、ついつい足を運んでしまう。未来がどんなに変わるのかって話は、やっぱり引かれますね。近々にもスーパーマン、ウルヴァリン、スタートレックなど観たい映画が続き、しばらく劇場通いが・・・。
最近、はやく60歳になりたいと思うようになった自分。何故かって、それはシニア(半額)で映画が見れるようになるからです。♡♥♡