
2013.Feb.某日
友人と昼食の約束し、新宿で待ち合わせた。相変わらずのひとひとひと・・・。足早に人波をくぐりぬけお店へ。ここはとあるビルの最上階にあるタイ料理店。1時をまわった頃を見計らい来たのは正解○。ほどよく人が減りイイ感じ。この店、昼はバイキングで値段も手頃、エスニック料理好きにはたまらない。食べ放題デザートもあるので、女性客でいつも賑わっている。
久しぶりに互いの近況を話ながらの昼食。たまにはゆっくりとこんな時間が必要である。話はたわいもないものでも、おいしい食事がつけば不思議と時間を忘れつい長居をしてしまう。気がつけば3時。店を出てお茶でもと歩きはじめると、ウィンドー越しに視線を感じたわたし。振り向くとそこに“徐倫”。そうJOJOの空条徐倫がガラス越しにこっちを見ているのである。荒木飛呂彦氏(JOJOの原作者)とコラボしたウインドディスプレイの中は春満開、ここはGUCCIのお店。知ってはいたのだが観るのははじめて。徐倫の着ている服が、比べるようにさりげなく飾られている。彼女よりこの服の似合う女性は、そんなにはいないだろう・・・。としばし見とれその場にたたずみ、まるでお上りさん状態。スタイリッシュな演出にさすがGUCCIを感じ、偶然の出会いに一瞬時が止まった。それはまさに、ザ・ワールド。