2013.Jan.8
2013年、年明け初の鑑賞作品は「ブレイキング・ドーン」。
本国アメリカでハリー・ポッターシリーズに次ぐ人気ベストセラー小説が原作の本作品。いよいよ最終話を迎えることに・・・。ティーエイジ向けの作品ということで、ファンタジー&恋愛が軸の物語。人間の少女ベラがヴァンパイアの青年エドワードに恋をし、途中狼族の青年ジェイコブが絡んでの三角関係ではじまったこの話。どんどん話が複雑になり、とうとうヴァンパイア族同士の大戦争へと・・・。CGなくして描くことは不可能な描写で観客を楽しませてくれます。今回もいままで以上にファンタスティックな映像表現は健在。雪の大地で繰り広げられるヴァンパイア族同士の最終決戦は見応え充分。ヴァンパイア(吸血鬼)は古今東西の昔から色白。この映画のヴァンパイアたちもみな白い。と思いきや今回はエジプトやアマゾンといった世界の種族が登場し白くないのである。何んだか妙に新鮮というか???。そしてそれぞれに異なった超能力を操る、まさにファンタジー万歳。最終話は命がけで産み落としたベラの娘レネズミが登場し、その存在がヴァンパイア族同士の大戦争へと繋がってゆく。良くある結末だが、母は強しをきっちり結論づけたお話でした。メデタシ。メデタシ。赤ちゃんの時のレネズミをCGで加工している所が、かなり違和感ありでここまでこだわることもないのに・・・といったところ。ちょっとやり過ぎかも。成長した少女は可愛かったです、お人形さんみたいで・・・。目力は充分あり、他の俳優さんにも負けていませんでした。余談ですが、「ブレイキング・ドーン」がラジー賞全部門にノミネートの情報が入っています。そんなにムキにならず楽しみましょう。バカバカしいと思ったら、笑ちゃえばいいんです。