1969年「白いブランコ」でデビューした兄弟フォークデュオ。フォークなんてという若い人も多いと思いますが、わたしたちの時代は、こころを映し出す鏡のような音楽。当時、飾り気のない素直なこの二人の曲が大好きだった。それは今もなお・・・。近年、坂本冬美がヒットさせた「また君に恋してる」はご存知の方も多いだろう。この曲、もとはこの二人の曲。せつない詩が年を重ねたわたしたちのこころに染み込む。いま、朝目覚めにこのアルバムを聴く。穏やかな一日のスタートを切れるからである。“いいちこ”のCMでは10年以上BGMとして使われているのだが、どの曲も何とも言えぬ哀愁を漂わす。人生の年輪を重ねたものから生まれでる名曲の数々。それらがこのアルバムにほとんど収録されていて、ファンにはたまらない。
わたしが特に好きな曲が「君の歌」
ちょっとさわりを・・・。
命つきる その時 僕は何を思う
遠く残した 忘れえぬ人~(中略)
時を引きもどせるなら あの駅に降り立ち
時間の鍵を回して 君に会いにゆきたい
愛してたことよりも 君といた季節を繰り返したい~
たまりません。
”春夏秋冬”という曲も好きです。
年寄りの好きな曲なんてと言わず、騙されたとおもって
一度聞いてみてください。
★Sさんに贈る「君の歌」https://youtu.be/1GthsekibpY