2012. Aug. 29
“日本よこれが映画だ!”というキャッチフレーズは、ネット上で上から目線の言い方と避難をあびた話題作「アベンジャーズ」を鑑賞。小学生の頃、東宝のゴジラ映画で怪獣てんこ盛り総出演の作品を公開したが、中身は余りないのだがそれでも大満足した覚えがある。ただこれは、昔の話。もうそんな簡単に満足するような年でもない。いざ鑑賞へ。最近のアメリカ映画は、矢継ぎ早にヒーローものを公開。この秋には、あのスーパーマンが甦ると聞いている。嫌いじゃないというか好きな世界なので、当然見に行くわたし。前にも書いたがアメコミのヒーローで一番好きなキャラは、バットマン。次がスパイダーマンってところ。今回の映画で、見たキャラものはアイアンマンとハルクくらいで、ソーとキャプテン・アメリカは残念ながら見ていない。なのでキャラの詳しい設定などがいまいち解らぬ状態での、このてんこ盛り映画に挑戦。上記のキャッチは確かにちょっと気になる。されば見せて頂こうと鑑賞したが、ウ〜ンッ結構いける。これだけ出せば文句はないだろうとばかり、派手にぶち壊し侵略者と戦う。設定はメチャクチャだが、解りやすく単純そしてスケールがでかい。どんだけお金をかければこんな映画を創れるのだろう。この辺は残念だが、日本映画では無理かも・・・。でも勝負する部分はここではないので・・・。
男は基本的にこういう映画にハマります。ようは理屈などどうでも良く、スカッとする気分になれればという動物です。こんな風に書くとバカにしているように取られますが、決してそうではありません。映画は娯楽という視点で誉めております。しかしこれだけ個性の強いキャラをだし、まとめるのは大変と映画は作られ、見ている方も納得。個人的にはアイアンマンのキャラが結構好き・・・。なんか自分勝手で、自惚れやで、自己顕示欲が極めて強く、はっきり言って可愛くない。だがある意味、単純で人間味溢れ憎めない。時代背景もへったくりもなく、集められた最強のヒーロー軍団の活躍をとくとご覧あれ。あと一つ、唯一女性として加わるブラック・ウィドゥの美しさとしたたかさには舌を巻く。カッコいいヒーローたちがまるでアホに見えてくるのは、自分も男だから・・・???
P.S. エンドロール後の、おまけワンシーンは笑えます。