
2012.Feb.21
“木部さんとの春一献。”
4月16日(月)。届いていた便りをふと眺め、慌てて国立に・・・。今日は“木部一樹作品展”の最終日。前回の個展も勘違いをし、見逃してしまったわたしはあたふた。なんとか滑り込みセーフ。会場に近づくと入り口に人影、木部さんだ。こちらを見ていつものように手を合わせ“拝む仕草”。恐縮である。相変わらずの筆捌きに心を癒される。“桜の花びらが水面に散り水鳥が浮かぶ”作品は秀逸で、春風を運んでくれる。木部さんとお会いするのはしばらくぶり。銀座で個展をやった時は、すこぶる顔色が優れず気になっていた。この日の木部さんは顔色もよく、話をすると好きなお酒の方もかなりピッチが戻ってきてるとのこと。だが調整はしているようで、ちょっと安心した。久しぶりの再会で結局、最後まで・・・。ギャラリーを出てすぐ、“そこにおいしい店があるから、一杯いきませんか?”と。居心地のいい時間はそのまま、延長戦ヘ。いろんな話が乱舞したが、「男は夢ばかり追っかけ、バカだね!」と言うことで話は落ちついた。本当に楽しい時間でした。
来月、銀座煉瓦画廊で続けて個展を開くとのこと。すべて書き下ろしで、扁形の構図に挑戦し新しい世界を表現できればとおっしゃっていた。こちらも楽しみである。今回見逃した方はぜひ、この機会に木部ワールドに触れてみてください。
※お知らせ
■木部一樹・花鳥画展
(扁額のこころみ)
2012年5月14日(月)〜(日)
11:00〜19:00
最終日17:00まで
銀座煉瓦画廊
TEL・FAX/03-3542-8626