2011.Dec.21.
ミッション:インポッシブルの最新作「ゴースト・プロトコル」を鑑賞。シリーズ第4作目になる「ゴースト・プロトコル」。トム・クルーズの顔になりつつある作品だが、今回も秒刻みでハラハラ、ドキドキと息つく暇を与えない展開は健在。そのむかし、TVドラマでやっていた「スパイ大作戦」を映画化したものだが、当時の音楽やはじめのタイトルバック(導火線が燃える)の演出はそのまま・・・。リアルタイムで見ていた世代の人たちにはたまらないものがある。もちろんスケールは比較のしようもないが、「きみもしくは、きみの仲間が・・・、当局はいっさい完治しない。」このセリフを裏づけるプロの厳しさは変わらない。今回ドバイにある高層ビルを使った侵入シーンは、本当に緊張感にあふれ、映画とわかっていても目を背けてしまう。このような映画はやっぱり劇場で観なければ絶対つまらない。家でごろんとして観てはいけません。というかわたしは、基本的に映画は映画館でと考えていますが・・・。非常なスパイの世界を描いていますが、本質は真逆の愛をテーマにしているところも、むかしのTVシリーズと同じで嬉しい作品です。そういえば去年観た「やさしい嘘と贈り物」に「スパイ大作戦」の変装のプロ、マーティン・ランドーが出ていて、すばらしい演技をしていたこと思い出した。この作品はお薦めです。