
2011.May.12
12日の朝刊で悲しい現実を知った。それはそれは本当に小さな記事。震災後やっと前に歩き出した被災者の方たち。原発事故で計画区域に入り、避難を余儀なくされている福島県川内村の人々。震災から2か月が立ち、ようやくおりた2時間の一時帰宅。そこで求められた国からの同意書。そこには
「自己の責任において立ち入ります。」の文字が・・・。
なんという冷たいことばだろう。こんなことを平気で言える日本が悲しい。世界中の人が、日本人の逞しさを賞賛している。援助のこころが広がる中、冷水を浴びせる出来事にただただ呆然とし将来への不安がよぎった。