2013.Jun.4
買い物に出たついでに、新宿で観たかった映画を・・・。韓国映画を観るのは久しぶり。韓国では公開と同時に、かなり話題となった時代映画と聞き鑑賞に。理由はその昔、“西太后”というこわ〜い映画を観たのですが、ちょっとダブるイメージがあり、恐いもの見たさと主演女優のチョ・ヨジョンの美しさにちょっと引かれたのが事実。宮廷の時代劇に女性が絡むとなれば、さぞやおドロおドロした話と一応覚悟をし観ました。期待どおり、いや予想どおりちょっと怖い映画。それにしてもどんな時代も女の強さには、どう転んでも太刀打ち出来ないことがはっきり思い知らされます。
物語は時の権力争いに翻弄される、美しき後宮の運命をドラマチックに描いています。敵役の大妃はまさに“西太后”そのもので、権力を手に入れるためなら何でもする。そんな母をパク・チョンという女優さんが熱演。宮廷内の舞台美術や衣装などは、きらびやかで一見の価値有り。見終わった印象はと言えば、美しくか弱い女も、子を持ち試練を積み重ねると怖い女に脱皮するという映画。最後のシーンを観れば納得すると思います。クワバラ!クワバラ!!
音楽もメチャ重たい感じでしたが、そこまでしなくても良いのでは・・・。個人的意見です。
そう言えば“西太后”ももたれているイメージとはかなり違い、極悪非道ではなかったようです。興味のある人は調べてみては・・・?
俳優さんたちが、日本の俳優にどことなく似ていたのが、ちょっと面白かったです。古手川祐子(昔の)?、吹越満?、松田龍平?などなど。大妃を演じた女優さんも、ドラマなどに良く出ている人に似ているのですが、名前がでてきません。観れば“ア〜アいるいるこういう人”ってみんな言うと思います。なんか今日は映画の話じゃなくなりました。失礼しました。